飼育マットとは、クワガタやカブトの幼虫を飼育する際、ケースの底に敷き詰める物のことです。この飼育マットはカブトムシの産卵にも大きく関わってくるので正しい知識がいります。飼育マットの使い方の基礎を紹介します!

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カブトムシの飼育マットについての解説です。
カブトムシの飼育マットとは、くさらせた落ち葉(腐葉土)や、朽ち木のフレークなど、クワガタやカブトの幼虫を飼育する際、ケースの底に敷き詰めるもののことを指し、一般に広く販売されております。カブトムシ用の物も開発されてありますので、飼育マットとして普段目にすることがあるでしょう。
みなさんは知っていますか。クワガタやカブトの幼虫は、生木(枯れていない木)では育つことが出来ません。更に、朽ちた木をそのままの粉砕しただけの昆虫マットでは、幼虫は食べたマットを完全に消化吸収することが出来ず小さな成虫にしかなりません。また、幼虫が大きく育つことが出来ない環境に母親は産卵を進んで行おうとはしないのです。幼虫が食べたオガを消化吸収しやすく、また必要な栄養を添加して発酵させたものが発酵マットと呼ばれるものです。
カブトムシのために作られたカブトムシ専用マットには、カブトムシの幼虫飼育に特化した様々な工夫がされています。例えば二次発酵処理や、バクテリアの添加定着など。バクテリアの力を借りて栄養源とするカブトムシにとって、栄養マットと合わせてバクテリアを一緒に摂取させることは、幼虫を大きくさせるための大事な要素です。さらにバクテリアが定着したマットは共生菌が活発化しているため、産み付けられた卵をカビなどの雑菌から守ることも出来るのです。
使用の際に注意してほしいことは、2週間以上密封状態で保管した場合は必ず使う前にガス抜きをしましょう。卵が腐る、幼虫が潜らない等のケースが見られる場合は、ほとんどがガス抜きをせずに使用して起きる事故です。ガス抜きの方法は、バケツ、コンテナケース等へ入れて良く攪拌するだけ。3日に一度ほど攪拌し直し、臭いにおいがオガ屑の匂いに変わっていれば問題ないです。
カブトムシは、コウチュウ目・カブトムシ亜科・コガネムシ科・真性カブトムシ族の種類に別けられる昆虫です。カブトムシは、約1300もの種類が全世界であるといわれています。カブトムシを特徴づける角(つの)の数は2本から5本と、種類によって様々ですが、頭の角は必ず1本です。はねだけでなく体全体に硬いよろいを纏っています。世界のカブトムシで輸入できるようになったものは全部で約13種類。それでは代表的なものを紹介します。
サビイロカブトの体長は25-45mm。主にマレー半島、ボルネオ、フィリピン、スラウェシに分布するカブトムシです。 日本のカブトに似ているのですが、とても小型で丸く反り返ったような雄の角の形をしています。細かい毛が全身に生えており、名の通り体は鉄錆のような色をしています。
アトラスオオカブトの体長は50-110mmと、Chalcosoma御三家の中では大きさは真ん中。主にインド北部、バングラデシュからタイ、インドネシア、フィリピン等に分布しています。グリーンメタリックがかっている鞘羽の色が特徴。闘争心が旺盛で、戦わせて遊ぶには最適。コーカサスとたいへん似ており、最も分かり易い違いは、ややこぶりなのと、長角型では頭部の角の中程の突起が尖っていない点です。
コーカサスオオカブトの体長は60-120mmで、主にジャワ、スマトラ、マレー半島に分布します。Chalcosoma属の中では最大で、高標高地のものが特に大きくなると言われます。大型個体ではアトラスとは異なり、頭部の角の中程に後ろに向かう鋭い突起があります。更にジャワ産では頭部の角の先端にアトラスのような山形の突起もあるといわれています。
ヘラクレスオオカブトの体長は50-165mm。主に小アンチル諸島、メキシコ南部からボリビア北部までの各地に分布しています。体格ではコーカサスやゾウには及ばないかもしれませんが、角がまっすぐ長く伸びる為、「世界最大のカブトムシ」と一般に呼ばれています。色や形状は産地によって異なり、背中が黄色いものから黒いものまであり、角の太さやその小突起もさまざまです。
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